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テレンス・コンラン
N.Y.にオープンしたWホテルの都会的で斬新なインテリアを見てすっかり魅了されてしまったのが1998年のことだった。あれから5年、”ホテルそのものがアートである” ことを付加価値とした ”デザインホテル”が日本にも多く見られるようになった。
デザインホテルのブームを創ったアーティストと言えば、すぐに思い浮かぶのが、テレンス・コンラン卿だ。

コンラン卿が手がけたホテルは ”ダ・トリエスト(ウイーン)”、”グレート・イースタン・ホテル(ロンドン)”など海外に数多くあるが、実は私たちの身近にもあったりする。彼率いる世界的なデザイナーグループ、コンラン&パートナーズによる斬新なデザインコンセプトに基づきヒーリング効果の高い滞在型のリゾートホテルとして2003年夏、那須にオープンした二期倶楽部・東館だ。緑が溢れる広大な敷地とそこに流れる渓流を借景に、那須の四季の移ろいと心地よい空気・光・風を取り込んだ設計になっている。東北自動車道を走らせれば、東京から時間を掛けずとも、コンラン卿の創造した空間にゆっくりと身をゆだねることができる。

エド・タートル
初代アマンプリから最新のアマンジェナまでアマンリゾーツの大半を手がけているリゾート建築の第一人者エド・タートルが、6年の歳月を費やしパリの一等地ヴァンドームにある5つの歴史的建造物を1つに再構築して創り上げた”パーク・ハイアット・パリ・ヴァンドーム”が2002年8月オープンした。美しいファサード、シンメトリーな空間、高い天井の明るいラウンジなど古典的なパリのスタイルとタートルのもつシンプルでニュートラルなモダンデザインが融合した独得な世界が広がっている。内装デザインにふんだんに使われたジム・トンプソンの生地が高級感を添えている。
イアン・シュレイガー
アレッシィのレモンスクイーザーなど卓越した造形美で有名なフィリップ・スタルク。彼はデザイナーであり、また建築家としても有名である。東京のアサヒビール社屋もデザインしている。そんな彼と共に現在のデザインホテルズのコンセプトを作りあげたのが イアン・シュレイガーである。1990年代のN.Y.に”モーガンズ”そして”ロイヤルトン”を共同でプロデュースし、その後ロンドンに進出。”セント・マーテインズ・レーン”、”サンダーソン”を成功させ、現在の世界的なデザインホテルのブームとなった。
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世界中のデザインホテルを旅する人におすすめなのが”design hotels”というサイト。見ているだけでも溜め息の出るようなホテルばかりだ。日本からは、先に紹介した那須の二期倶楽部のほかに、大分のレゾネイトクラブくじゅう、汐留に2003年9月オープンのパークホテル東京が登録されている。パークホテル東京の空間設計を担当するのは、ゲートシティ大崎を設計した仏デ・スィーニュ社の気鋭のデザイナー、フレデリック・トマ。フレンチスタイルのコンテンポラリーで快適な空間を実現した。

 
design hotelsのサイト内のショップで紹介している、世界のデザインホテルを美しい写真で綴った本は、インテリアをこだわる人だけでなく写真を勉強している人や建築・店舗設計に携わる人にもおすすめできる。
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India, South East Asia, Australia and the South Sea

North and South America, Caribbean, Mexico

Western and Central Europe, Alps, Mediterranean Sea

 
       
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カーサブルータスが、建築・デザインで選んだ世界のホテルベスト100がコレ。

世界中のホテルをよくここまで調べてまとめたなあと感心してしまう一冊だ。
各ホテルのデザイナー、建築的・歴史的背景も書かれており、designhotels.com
この一冊を抑えればデザインホテルに詳しくなってしまうこと必至だ。

日本からは、直島にある安藤忠雄設計の泊まれるの美術館”ベネッセハウス”などが

紹介されている。
オールカラーでこれだけの内容の濃さで1300円なんて、ブルータスはエライ!
 
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